住宅を購入しようと思うけど、何から始めたらいいかってよくわからないですよね。
そんな方に向けて、私が実践した住宅購入までの道のりと、家探しのポイントを解説します!
我が家は家を見るようになってから、4年で今の家に出会うことが出来ました。
少しでも住宅の購入を考えているのなら、早めからの情報収集が大切ですよ!
住宅購入はお金が必要
住宅の購入を考えているのなら、闇雲に家探しを始めるのではなく、まずは予算の設定が必要です。
そのため、予算を組むうえでとても重要なことを最初に行います。
面倒臭がらずに「知る」ことから始めましょう。
自分たちの財力を知る
まず大切なのはこちらです。
- どの程度の予算を組めるのか
- 月々の支払いはどの程度可能なのか
- 今現在、動かせるお金がどの程度あるのか
漠然と住宅の購入を考えていても、実際に購入できる範囲の住宅を探していなかったら意味がないですよね。
そのためにも、必ず自分たちの財力を確認してください。
ここを怠ってしまうと、身の丈に合わない住宅を購入してしまう可能性があるので注意が必要です。
また、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談に行ったとしても、必要になる情報なので、面倒でもまとめてください。
2-3か月ぐらいでいいので、家計簿を付けられるとより生活感がわかります。
家のお金がどれくらいあるかを知ることは、とても大切なことです。
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予算を組む
家のお金を知ることが出来たら、予算を組んでいきましょう。
家計を整えることによって、長期に支払いが必要な住宅ローンをどのように組むべきかを考える事が出来ます。
月々の出費の中で、いくらぐらいなら支払いが可能なのか確認していきましょう。
また、出来る事は早めにしておいた方が他の事にお金が使えるので、メリットがたくさんあります。
住宅購入にかかるお金を知る
住宅を購入するために必要なお金は『販売価格』のみではありません。
ここを知らないで、頭金の事を考えるのは間違いです。
住宅購入には『販売価格』+『諸費用』がかかってきます
この諸費用がなかなか高額な金額になるので注意が必要です。
そしてこの『諸費用』以外にも、必要なお金の例として…
- 住宅の追加オプション
- 家具・家電
- 引っ越し
- ご近所へのあいさつ品
つまり「頭金をいくらだしたい」の前に用意しなければならないお金があることを知っておきましょう。
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生活拠点を絞る
あなたが住みたいのは、どんな場所ですか?
実家の近く? 職場の近く? 憧れの土地?
そこを絞ることで、収集する情報が固まってきます。
住宅展示場には行かない
家探しで我が家が絶対にしなかったのは、住宅展示場に行くことです。
なぜ、住宅展示場に行かないかというと…
- 住宅展示場の物件は理想的な物件が多い
- 各社の自慢のオプション盛りだくさん
- 敷地面積も大きい
つまり、最初から高いスペックの物件を見てしまうと、理想も高くなってしまいます。
これは、出来れば避けたいです。
住宅の購入は、高い買い物であるがゆえに、数十万のオプションですら『安い!』と勘違いしがちです。
予算の中でやりくりしなくてはならないので、自ら理想を上げるような行為は極力避けましょう。
※住宅に関する知識をしっかり勉強してから行くのは構わないと思います。
不動産情報を集める
生活拠点を絞ることによって、情報収集がしやすくなります。
まずは住宅情報サイトを使用しての情報収集で十分対応できます。
地域を限定することによって、その地域の相場を知ることが出来ます。
自分たちの予算な合った物件があるのか?
予算に合わせるとどの程度の物件を購入できるのか?
駅周辺と少し離れた地域では価格の変動があるので、その境目を探ってみましょう。
我が家の場合は保育園縛りの中で購入物件を探しました。
ご家庭それぞれのこだわりポイントがあるので、その辺を織り交ぜながら市場調査してみて下さい。
自分のこだわりポイントを知る
今はネットにも情報がたくさんあるので、たくさんの間取りを見ながら生活を想像してみて下さい。
すると、「この間取りはここがダメ」だったり「この間取りはここが良い」といった、本人のこだわりポイントがわかってきます。
ただ住宅購入は予算のある買い物なので、こだわりポイントをどこまで妥協できるのかも検討してください。
優先順位をつけることで、住宅選びがしやすくなりますよ。
実物を見に行く
今までのところは下準備の段階でしたが、ここからは実践の場に出ていきます。
物件を売りたい相手と一緒に内覧をするので、自分の芯はしっかり持って挑んでください。
(そこまで押し売りしてくるような営業マンは、今の時代少ないですが…(笑))
見に行く物件を選ぶ
まずは近所の建売物件でいいので、実物を見に行きましょう。
この段階で見に行く物件としてのおすすめはこちらです。
- 予算以内の物件
- 良いと思った間取りの物件
- 悪いと思った間取りの物件
実物を見ることで、こだわっていた優先順位が変わってきたりすることもあります。
例えば、「とにかく駅近の物件」にこだわっていたけれど、実物を見てみたら「駅近よりも土地が広い方がいい」といった具合に変化することもあります。
そして条件によっては、中古物件の方がメリットが大きい場合もありますので、新築にこだわらずに探せると優良物件に出会えるかもしれませんよ!
物件を見るときのポイント
まず大切なのは、その家で生活していることが想像できるかどうかです。
感覚的なものですが、「この家はなんだか居心地が悪いな…」と思うような物件は避けていきましょう。
逆に「この家はいい!」と思う場所は、購入条件の上位に来ると思います。
他のポイントとしては、既存の家具を配置できるかどうかも重要です。
例えば両開きの冷蔵庫って大きいですよね?
玄関からリビングに運ぶ時の導線上の扉は、冷蔵庫が通る大きさですか?
我が家は通りませんでした…。
建売住宅の場合は、すでに出来上がっていたり、規格が決まっているものがほとんどなので、注意が必要です!
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実物を確認したその後…
条件を振り返る
自分たちの条件に「現実的ではない点はないか」「ここはこだわっていたつもりだけど妥協出来た」などのポイントを振り返っていきましょう。
ここで、どうしても建売住宅では現実的ではないとなれば、土地を探してみてもいいと思います。
ただ都市部になると、建売の方が条件がいい事が多いので、お住いの地域や条件によって考えていきましょう。
情報が集まってくる
実物を見に行くときに、各不動産会社にこちらの条件を提示した状態になります。
そうすると、条件の合いそうな物件や土地が出たときに、住宅サイトよりも早く情報をもらえることがあります。
地元の不動産会社であれば、そこまでしつこい勧誘もなく情報をくれるので、こちらの情報を提示するメリットはあります。
まとめ
住宅の購入は、始めてすぐに決まることもありますが、ほとんどの人はそれなりに時間のかかる買い物です。
家族の人数が変われば、住みたい間取りも変わるし
駅近がいい人もいれば、学校の近くがいい人もいます。
住宅探しは正解なんてないのです。
なので、本人たちが納得できるまで悩んで決めればいいと思います。
安い買い物ではないからこそ、多くの方が納得のできる住宅に巡り合えることを祈っております。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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